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マンボウの悲劇

2020年8月27日更新

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こんにちは! 購買課の西川です。
新型コロナウィルスの感染拡大が収まらないまま、自粛に明け暮れて早くも秋が目前となりました。
今は、一日も早くワクチンや治療薬を待ち望むところです。

さて、話は変わりますが皆さんはマンボウという魚をご存知でしょうか?
大海原を悠々と漂うイメージやその愛くるしい姿から水族館でも人気者の魚です。
しかし、このマンボウを食べたことがある人は案外少ないのではないかと思います。
この魚の漁獲高はとても少なく、かつ鮮度を保持するのも難しいことから食材として流通することがほとんどないのがその理由の一つです。たまに水揚げがあったとしても漁港近辺の魚屋さんやスーパーに切り身として並ぶか、特別なルートで都市部の料理屋さんで提供されるのがやっとだと思います。

私は若い頃から仕事や趣味であった磯釣りで三重県の尾鷲に行くことが多く、今でも時々新鮮な魚を食べに訪れるのですが、その時にマンボウが入っていれば必ず注文します。
マンボウは柔らかく癖のない淡泊な身で、主な料理法は、新鮮な身を生かサッと湯を潜らせ冷水で締めたのを酢味噌でいただくか、天婦羅、唐揚げも美味しいです。また、鮮度の良い胃や腸といった内臓はホルモン料理として食べられています。

話は若い頃のことですが、そんなマンボウに纏わる苦い思い出があります。
ある夜、釣行した尾鷲市の小さな漁港で出船までの車中仮眠中、ふと目が覚めたときに、漁協前の岸壁でピチャ!ピチャ!と水音がするので暗い水面を覗き込んだところ、何やら大きな生物がもがいているようでした。よく目を凝らしてみると、なんと1.5mほどのマンボウです!!

その昔、「マンボウは方向転換が下手で、何かに当たるまで曲がることができない」と聞いたことがあり、とっさに『港内に迷い込んで、岸壁にぶち当たってもがいてる!』と思い込み、何がなんでもこのマンボウを獲ってやろうと、近くにあった網干用の杭や竹竿で小突いたり、必死に動きを止めようと散々痛めつけますが、柔らかい身に似合わず皮は鎧のようで一向に弱る気配がありません。
当然、マンボウは沖に向かって懸命に逃げようとしますが、どうやら2mほど泳ぐとそれ以上沖にはいきません。不思議に思い凝視してみると、尾びれにこぶし大の穴が開けられていて、そこに太いロープが通されているのが分かりました。そのロープを竹竿で手繰ってみれば岸壁のもやい用の鉄輪に繋がれていて、どうやら、漁師さんが獲った獲物を活かしていたものと判明!!
いきなり背中に冷や汗が垂れてきて、誰にも見られてなかったか辺りを見渡し首をすくめて車に戻りました。

夜が明けて、そ知らぬ顔で渡船に乗り込み出港しましたが、釣りが終わって帰港する船から漁協の方を見ると4~5人の漁師さんが集まってそのマンボウを解体しているではありませんか!!

マンボウにしてみれば、波間を悠々と泳いでいて運悪く定置網に掛かったのか、いきなり船に揚げられ尾びれに大きな穴を開けられてロープで自由を奪われ、夜になって必死で逃れようともがいていたところに悪魔のようなヤツが現れ散々な目に遭わされて、やっと夜が明けたと思ったら今度は男衆が近づいてきて鋭い刃物で…
その瞬間、自分の不運をどれほど呪ったことでしょうか。。。

今でもマンボウを食べる前には必ず心でお詫びし、苦い思い出を薬味にして美味しくいただいています。

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